節約・貯金

ウォーターサーバーを解約して月1万円以上節約。やめた理由8選。

こんにちは。なおたろうです。

みなさんはウォーターサーバーを使っていますか?

ウォーターサーバーって使っているといい生活をしている感じがするし、赤ちゃんがいるとウォーターサーバーがあると便利と言う話を聞くと魅力的に見えますよね。
また、一度契約してしまうとコスト面のことはあまり考えずに使用し続けてしまうという人も多いと思います。

私も過去に使用していましたが、代用品を使うことで、利便性を損なうことなく、ウォーターサーバーをやめて月に1万円以上節約できました。

この記事では

  • ウォーターサーバーを契約しようか迷っている
  • ウォーターサーバーを契約しているが節約のために解約しようか迷っている

という人向けに

私がウォーターサーバーをやめた理由と、節約実績を紹介していきます。

ウォーターサーバーをやめて節約できた話

私が使用していたウォーターサーバー

私は2022年6月から2024年2月までプレミアムウォーターを使用していました。

ウォーターサーバーを使用する前はペットボトルを箱買いをしていましたが、冷蔵庫で冷やす手間やゴミが多くなっていたため、ウォーターサーバーにしようか悩んでいました。

結婚のタイミングで家電のまとめ買いをビックカメラでした際、家電の割引が5万円ほど値引きしてもらえるとウォーターサーバーの勧誘を受け、まんまと契約したのがウォーターサーバーを使用し始めたきっかけです。

当時支払っていた水代

プレミアムウォーターはレンタルサーバー代は無料で、水代のみ支払う料金体系でした。

水は12L✕2本が1セットとなっており、1セットの料金が3,974円

我が家では月に2〜3セット消費していたため、月11,922円ほど水にお金を払っていました。

解約時に支払った早期契約解除料(違約金)

私が契約していたプランは最低利用期間が3年でしたが、2年弱で契約したため契約解除料が発生しました。

その時支払った契約解除料は15,000円でした。

やめようと思ったきっかけ

妻が妊娠したとき出産前に退職をしました。
(もともとブラック企業だったこともあり退職は考えていたので妊娠を機に退職しました。)

退職により収入が減りますし、これから子育てでお金が掛かるので固定費の削減をしようと思い、ウォーターサーバーの解約をすることにしました。

解約する前はウォーターサーバーを手放すのに若干抵抗はありました。
「ウォーターサーバーに比べたら水道水はおいしくない」
「今までよりも水を飲むのに手間がかかる」
と思い、解約に少し後ろ向きでした。

でもいざ解約してみると、水にかかるお金はかなり節約できるし、手間もそんなに変わらず、早く解約すればよかったと思ったくらい。

ここからは私がウォーターサーバーを解約して良かったと思った理由、いらないと思った理由をご紹介します。

ウォーターサーバーがいらないと思った理由8選

水代が高い

商品値段1Lあたりの値段
プレミアムウォーター ボトル1セット(12L✕2本=24L)3,974円166円
いろはす2Lペットボトル 1ケース
(2L✕8本=16L)
1,209円75.6円
いろはす560mlペットボトル 1ケース
(560ml✕24本=13.44L)
1,979円148円

ウォーターサーバーを解約して良かった最大の理由が水代が高い

私が利用していたプレミアムウォーターの場合、1Lあたり166円とペットボトルのミネラルウォーターよりも割高です。

後ほどご紹介しますが、今は浄水器を使用しておりランニングコストは約4.7円で済んでいます。

電気代がかかる

ブランド名機種名1ヶ月の電気代
フレシャスSlat330円〜
エブリィフレシャスmini410円〜
ワンウェイウォーターsmart436円〜
信濃湧水エコサーバー464円〜
ハミングウォーターflows475円〜
コスモウォーターSmartプラスNext474円〜
プレミアムウォータースリムサーバーIII630円〜
アルピナウォーター卓上サーバー1,000円〜

各社のホームページで電気代を調べてみたらこんな感じでした。

思ったよりも安いですよね?

この料金には条件があるものもあり、プレミアムウォーターの場合は他の機種と比べて消費電力の少ない「スリムサーバーⅢ」で「1日600ml使用時」の電気代が表示されていました。

(いや、600mlって少なすぎ。笑)

なので実際にかかる電気代はホームページに表示されている金額よりも高くなる可能性が高いです。
実際には1,000弱といったところでしょうか。

ウォーターサーバーをやめると電気代が1,000円弱節約できると聞くとそこまで節約になっていない気がしますが、動画サービスなどのサブスクと同じ料金が浮くと考えるとなかなか馬鹿にならない固定費を削減できていますよね。

稼働音がする

ウォーターサーバーは機会音がします。

感じ方はひとそれぞれですが、寝室に置いたら気になって寝れない人もいるくらいの音がします。

私が使用していたサーバーは冷蔵庫と同じくらいの音でしたが、物によってはボトル内に空気が入る「ゴボゴボ」や、ボトルが凹む「ベコベコ」という音がするものもあるようです。

赤ちゃんのミルク用にウォーターサーバーを検討している人は、置く場所を考えるなど、稼働音は考慮したほうがいいかもしれません。

メンテナンスが手間

プレミアムウォーターが推奨するメンテンス頻度とメンテンス方法
頻度清掃箇所清掃方法
1週間ごと冷水・温水コック出水口部品を外して水道水で洗い流す
冷水・温水コック周辺アルコールティッシュ等で拭く
水受け皿中性洗剤で洗浄
ボトル交換ごとボトル差込口(受水棒)周辺清潔な布で拭きあげる
1ヶ月毎本体固く絞った布で拭きあげる
背面部分掃除機でホコリを吸い取る

契約したときはウキウキでメンテンスも頑張れると思いますが、使っているとメンテナンスがめんどくさくて仕方ありません。笑

また、朝や出発前にボトルの交換タイミングが来ると最悪です。笑

朝にウォーターサーバーから水筒に水を入れて会社に行くので、高頻度で朝にボトルの交換タイムングが来て、電車の時間と戦いながらボトルの交換とメンテンスをしていました。

ウォーターサーバーの水が通る箇所(本体内部)の清掃も、サーバーによっては必要になってきます。

清潔に使用するためにメンテナンスは必要なので仕方がないですが、ウォーターサーバーは機械なのでメンテナンス箇所と手間は多くなってしまいます。

ボトルが重くて取り替えが大変

商品重さ
プレミアムウォーター ボトル1セット
(12L✕2本=24L)
約24kg
いろはす2Lペットボトル 1ケース
(2L✕8本=16L)
約16kg
いろはす560mlペットボトル 1ケース
(560ml✕24本=13.44L)
約13.4kg

ウォーターサーバーは自宅まで水を配送してくれるのがメリットの一つ。

ですが、配送してくれるのは玄関まで。

あたりまえですが、玄関からサーバーまでは自分たちで運ばないといけません。

また、ボトルをサーバー本体にセットするのも一苦労。

12kgあるボトルを胸のあたりまで持ち上げてサーバーにセットしないといけないため、女性だとかなり大変です

水のセットする位置が床付近になっているサーバーもあるみたいですが、定期的にボトルを運んだりセットしたりしないといけないのはかなり面倒でした。

ゴミはそこまで減らない

ウォーターサーバーをおすすめする理由として、ペットボトルに比べてゴミの料が減るとよく聞きますが、実際そこまでゴミは減りませんでした。

確かにペットボトルと比べるとラベルを剥がしたりする手間は減ります。

しかし、12Lの大きなボトルを捨てることになるので、かなりかさばります。ウォーターサーバーのボトルは結構固く作られていて、なかなかきれいに潰すことができないため、45Lのゴミ箱くらいの大きさがないと、数回ボトル交換したらすぐにゴミ箱が満杯になってしまいます。

ペットボトルからウォーターサーバーにしてもほぼ毎週資源ゴミのゴミ出しをしていました。

また、ボトルのキャップ部分を分解するのが結構手間。これもなかなか固くて妻はかなり苦労して分別していました。

スペースをとられる

ウォーターサーバーは設置スペースが必要になるため生活スペースを圧迫します。

しかし、ウォーターサーバーよりもスペースを取るのがストックのお水たち。

水の消費が少ないと、消費が追いつかず複数のボトルを保管しておかないといけないことも。

省スペースを売りにしているサーバーもありますが、ボトルの保管場所も忘れてはいけません。

縛りがある(最低利用期間・月◯本以上など)

多くのウォーターサーバーのプランには「最低利用期間」「月◯本以上注文」などといった縛りがあります。

最低利用期間と契約解除料

私が利用していたプレミアムウォーターの最低利用期間は「なし」「3年」「5年」と3つのプランがありました。最低利用期間はもちろん無い方がいいですが、その分月額料金は高くなります。

プレミアムウォーターの契約解除料はプランと利用年数によって異なり、5,000〜50,000円に設定されていました。

ウォーターサーバーの解約に5万円ってかなり高額ですよね?

繰り返しになりますが、私はプレミアムウォーターを途中解約し契約解除料15,000円を支払いをしました。

月◯本以上注文しないといけない

また、月◯本以上注文しないといけないという縛りも存在します。

これまたプレミアムウォーターの場合ですが、月に1セット(12L✕2本/3,974円)は最低でも注文しないといけませんでした。

59日間は無料で注文を停止することもできましたが、それ以上注文停止したい場合は手数料がかかり、最終的には強制解約になってしまいます。
強制解約になり契約期間が残っていたら、契約解除料金が発生します。

参照元:プレミアムウォーター

でも、「月々の水代が高いからウォーターサーバーを解約したいけど、契約解除料が高い」と迷っている方は、契約解除料を払ってでも解約することをおすすめします。

解約すれば月々の水代が浮くため契約解除料を支払ってもトータルでみると節約になることがほとんど。迷っている方は思い切って解約しちゃいましょう。

子供がいてもウォーターサーバーがいらない理由3選

ここまでウォーターサーバーのいらない理由を紹介してきましたが、

「子育てのときはあったほうがいい!」

とおっしゃる方も多いと思います。

確かに子育ての忙しいときにウォーターサーバーがあって助かったという声はよく耳にしますし、私の周りでも使用してる人は多いです。

我が家ではウォーターサーバーなしで子育てをしていますが、なくてもそこまで困らなかったですし、解約しなければよかったと思うこともありませんでした。

その理由3つをご紹介します。

お湯がいつでもすぐつかえる→電気ポットで代用

子育てのときにウォーターサーバーが活躍する理由の一つがお湯がすぐに使えること。

赤ちゃんのミルクを作らないといけないタイミングは基本的に突然きます
なので「すぐにお湯が使える」というのはとても大事ですよね。

そこで我が家で使っているのが「電気ポット」です。

電気ポットであれば一度煮沸し設定した温度まで冷めたら温度をキープしてくれます。

一度煮沸しているので衛生的にも安心です。

電気代は1ヶ月あたり400円以下でウォーターサーバーの半分程度で使用ができますし、設置スペースも小さくて済みます。

ミルクを水で冷ませる→湯冷しor純水で代用

ウォーターサーバーを使用すればすぐにミルクを適温に冷ますことができるのがウォーターサーバーが子育てのときに活躍するもう一つの理由です。

これは「湯冷まし」「純水」で代用が可能です。

「湯冷まし」とは水を沸騰させて冷ました水のこと。沸騰し塩素を除去することで安心して赤ちゃんに飲ませる事ができます。

湯冷ましを作っておけばウォーターサーバーがなくても、電気ポットで沸かしたお湯に湯冷ましを入れればミルクの温度を調整することができます。

「湯冷ましなんかめんどくさくて毎日作ってられないよ!」

確かにそうです。

そんな方は「赤ちゃんの純水」を購入すれば温度調整可能。

赤ちゃんの純水であれば、500mlのペットボトル1本あたり100円ほどでドラックストアで購入できます。

でも我が家ではどちらも使っておらず、水道の流水で冷やしてます。笑

まだミルクの料も140ml程度なので、ガラスの哺乳瓶なら割とすぐ冷めます。

ミルクの量が増えて冷ますのが大変になってきたら純水を使おうと思っています。

つかまり立ちをするようになったら危ない

ウォーターサーバーにはチャイルドロック機能がついていますが、赤ちゃんが解除してしまし事故になったという事例もあります。

ウォーターサーバーには近づけないようにするとは思いますが、不安要素はない方が安心して子育てすることができます。

ウォーターサーバーをやめて実際に使っているもの

私がウォーターサーバーをやめて使っているものを紹介します。

三菱ケミカル クリンスイ 水道直結型

参照元:クリンスイ ホームページ
商品値段1Lあたりの値段
プレミアムウォーター ボトル1セット(12L✕2本=24L)3,974円166円
いろはす2Lペットボトル 1ケース
(2L✕8本=16L)
1,209円75.6円
いろはす560mlペットボトル 1ケース
(560ml✕24本=13.44L)
1,979円148円
クリンスイ
(カートリッジのみ・3個入り)
6,480円約2.4円
(水道代込4.5円)

私が使用しているモデルは本体が3,984円、カートリッジが3つ入りで6,480円でした。

カートリッジは一つで約900L浄水可能。
約3ヶ月使用可能なので、ランニングコストは月720円になります。

水1Lあたりの値段は水道代を含めても4.5円なのでウォーターサーバーよりも格段に安いです。

節約のことだけを考えれば水道水を直接飲むのが一番安いですが、今までペットボトルやウォーターサーバーを使用していた私からするとやはり少し抵抗があったため浄水器を取り入れました。(飲食店で出てくる水は何とも思わずに飲めるんですけどね。。。)

岩崎工業 横置きできるシームレスピッチャー

参照元:Lustroware ホームページ

浄水器でろ過した水をこのピッチャーに入れて冷蔵庫で保管しています。

横置き可能もできて冷蔵庫の中で置き場所に困りません。

また、蓋とパッキンが一体になっているためお手入れがラクで、食洗機も使用可能です。

タイガー 蒸気レスVE電気まほうびん

参照元:TIGER ホームページ

お湯の保温温度は、98・90・80・70℃から利用目的に合わせて選択可能です。

電気ポットは実家やおばあちゃんちにあるものをイメージしますが、こちらの電気まほうびんはスタイリッシュなデザインなので部屋のインテリアを崩すこともありません。

また、蒸気が出ない構造のため、キッチン以外でも気にすることなく置くことができます。

私のおすすめポイントは、お湯の給湯量が表示されるところ。

給湯量は目安量ですがミルクを作るのに役立ちます。

私はコツを掴んだのでほぼ正確にお湯の量を調整することができます。←

この3つアイテムについては別で記事にする予定です。興味のある方はぜひ読んでみてください。

ウォーターサーバーのよかったところ3選

これまではウォーターサーバーのデメリットばかり紹介してきましたが、私がウォーターサーバーを解約して気付いたメリットも紹介したいと思います。

災害時に役に立つ

ウォーターサーバーがあると災害時に断水になったときでも安心です

災害用にペットボトルの水を買い置きしていても、消費期限があるので定期的に買い替えが必要になってきます。

その点ウォーターサーバーの場合は、定期的に水が届いて古い順に消費していくので消費期限も気にしなくていいです。

ウォーターサーバーをやめて一番困ったのはこの点でした。

冷蔵庫を開ける手間がない

ウォーターサーバーを置くと水を飲む量が増えます。

ピッチャーでもそこまで変わらないだろうと思っていましたが、ウォーターサーバーより水の消費量は減りました。

やはり冷蔵庫から水を取り出さずに水を飲めるのは小さいようで意外と大きい手間なのかもしれません。

水を取り替えてしまえば楽

ウォーターサーバーはボトルの交換が大変です。

でも、取替さえしてしまえばとてもラクです。

メーカーでサイズは異なりますが、ボトルサイズは12Lのものが多いです。

水の消費がそこまで多くない家庭や、一人暮らしの人であれば交換頻度もそこまで多くないと思います。

交換頻度が少なければ、ボトル交換の大変さよりもウォーターサーバーの利便性をより感じやすいかもしれません。

ウォーターサーバー・ペットボトル・浄水器の比較

項目ウォーターサーバーペットボトル(2L)浄水器(水道直結型)
コスト高め
(1Lあたり166円)
中程度
(1Lあたり76円)
低い
(1Lあたり4.5円)
品質高い高い中程度
利便性高い
(冷水・温水がすぐに使える)
中程度
(運搬が必要になる)
中程度
(いつでも利用できるが常温のみ)
電気代500〜1,000円/月程度なしなし
メンテンスの頻度多いなし
(ゴミ出しのみ)
少ない
(数ヶ月に1回)
災害時の利用可能可能断水時に利用不可
設置スペース必要
(サーバーとボトル)
必要
(ペットボトル)
不要
環境負荷高い高い低い

ウォーターサーバー、ペットボトル、浄水器をいくつかの項目で比較してみました。

今回は節約をしたい人向けに記事を書いているので、節約するなら圧倒的に浄水器がおすすめです。

まとめ

ウォーターサーバーを解約してできた節約額
1ヶ月あたりの支払い1年間の支払い
ウォーターサーバー使用時11,922円143,064円
浄水器使用時約720円8,640円
差額11,202円134,424円

私はウォーターサーバーをやめて年間で13万円以上の節約をすることができました。

ウォーターサーバーの最大のデメリットはやはり「水代が高い」ということ。

もちろんウォーターサーバーを利用することで生活の質や利便性は向上しますが、その便利さと引き換えに支払う金額は決して安くはありません。

私は、浄水器や電気ポットを利用することで、利便性をキープしつつ大幅な節約をすることができました。

浄水器に乗り換えるのが不安だと感じる方は、ウォーターサーバーを契約しながら浄水器を試すこともできます。

生活の質を下げるのはなかなか大変なことだと思いますが、節約をしたい人は一度ウォーターサーバーを解約を検討するのをおすすめします。

また、節約のシュミレーションをしてみるのもおすすめです。「月に◯◯円節約できる」とわかると行動力が湧いてきます。

ただし、生活スタイルや家族構成によってはウォーターサーバーの利便性が節約以上に価値がある場合もあるので、ご自身の状況に合わせて判断してみてください。

以上

「ウォーターサーバーを解約して月1万円以上節約。やめた理由8選。」

でした。

それでは、また。

ABOUT ME
なおたろう
1998年生まれ。埼玉県在住。 20代サラリーマンがサイドFIREに向け、「節約」「貯金」「資産形成」など、お金のことをメインに、みなさんの生活が少しでもイイものになるような記事をお届けしていきます。
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